皆さん、こんにちは。本日は「小暑(しょうしょ)」です。
今週末は、また大雨予報が九州を中心に全国に出ている様です。是非、線状降水帯の発生予報のあるエリアの方は、身の安全をくれぐれもご注意ください。
「小暑」の時期は、だんだん、暑さが増していき、梅雨明け間近で、湿っぽさの中にも夏の熱気の頃です。
また、七夕でもあります。七夕(たなばた、しちせき)とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事です。
1年間の重要な節句を表す五節句の一つに数えられています。毎年7月7日の夜に願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし、星にお祈りをする習慣があります。
また、今年は夏土用が、7月20日~8月7日で、土用丑が7月30日となっています。今年は日曜日です。
夏土用の時期には、鰻、うどん、胡瓜、西瓜、南瓜、梅干が、この時期に食べる縁起の良い食べ物と言われています。
土用丑の7月30日は日曜日です。鰻屋さんは行列でしょうね。
夏になりますと、お笑い芸人の寺〇ジ〇〇さんのYouTubeチャンネルで、毎年、天然うなぎや養殖うなぎの上級品の食べ比べをしています。
番組では、まず、天然うなぎの産地別の食べ比べを行っていました。食べている餌の違いによる鰻自体が持っている味の違いを話されていました。
海洋大学の4年物の養殖鰻(静岡)の紹介がありました。4年物の養殖鰻は4回冬眠をしている為、筋肉が太く付く様です。美味しいらしいです。昨年は、確か、どこの島だったかで育てた養殖うなぎの良さを紹介していましたね。
通常の養殖鰻は、冬から春にかけて採れたシラスウナギを6か月~1年半掛けて養殖し、0.2gのシラスウナギを1尾200~300gに育てます。通常、養殖鰻は早く太らせて出荷する為、体には脂肪が多く乗ります。業界用語で3Pとか4Pとか言います。
1Kg当たり3尾入っているのが3P(1尾約334g)、4尾入っているのが4P(1尾250g)です。
魚の旨みは、食べている餌の旨みでもあります。良質の餌を食べていないと、美味しい魚にはならない訳です。
餌の違いまで言い当てる、寺〇ジ〇〇さんの食に対する造詣の深さには、いつも驚かせられます。
この上の写真は、愛知県にある、とある有名店のうな丼です。美味しかったですね。