皆さん、こんにちは。
先月の26日から開幕したパリ・オリンピックも昨日閉幕しました。17日間に渡る熱戦に、テレビの前で釘付けになられた方もいらっしゃることでしょう。
世界中の選手の皆様、感動を有難うございました。ゆっくりと休まれて下さい。
さて、日本では、大会期間中に誰もが驚く「衝撃的なテレビ発表」がなされました。
8月8日(木)16:43分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
幸いにも亡くなられた方もなく、大惨事には至りませんでしたが、いつ来ても不思議ではないと言われ続けてきた「南海トラフ全域での地震」。
「発生率が平常の5倍に達した内容の発表」が気象庁地震火山部によりなされました。
驚いた方も多いことでしょう。私も驚きました。
以前にも書きましたが、「地震、雷、火事、親父」。中でも一番怖い「地震」への備え。
遂に、南海トラフ地震について一定の見解がなされたんだ・・・。
いよいよ、「心の準備」と「防災の準備」を行わないといけない時期に差し掛かった様です。
今、すぐに起こる訳ではありませんが、可能性が低いながらも高まったことで、まだ、防災グッズを未購入の方や地区の防災マップ等を知らない方は、これを機会に確認して対策をいたしましょう。
南海トラフ地震とは、日本列島の南側に位置する「南海トラフ」と呼ばれる海底の地形で発生する巨大地震のことです。過去、連鎖的に発生し、被害を大きくしてきた地震です。
対象となる地域は、主に、日向海盆、土佐海盆、室戸海盆、熊野海盆、遠州海盆からなる、宮崎県から静岡県までの広い範囲に及びます。
今回は、「あると便利な防災グッズ」を見ていきましょう。
食べ物は最初の3日間、乗り切ることを考えましょう。それを過ぎれば、自衛隊が助けに来てくれます。それまで頑張る分です。
①飲料水 1人あたり1日3Lが目安だそうです。3日×3L=9Lとなります。2Lペットボトルで4~5本必要ですね。
②食料 温めれば食べられるご飯。恐らく、電気が止まっていると思われますので、パックに入ったご飯。これを3日分。温かくないと美味しくないかも知れませんが、緊急時にぜいたくは不要です。
後は、ビスケット・お菓子や缶詰なんかも必要ですね。缶詰は引いて開けるタイプにしましょう。缶切りがないと開けられないものは止めましょう。一緒にスプーンとフォーク。
③現金 小銭を中心に2万円ほど。買い物を主体に考えていますが、小物を買うだけの現金です。
④救急用品、衛生用品、生理用品、持病の薬、携帯トイレ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー等
⑤非常用のバッテリー、懐中電灯、災害用ホイッスル
⑥ヘルメット、軍手、携帯ラジオ、予備電池、ライター(マッチ)
⑦タオル、衣服(下着、着替え服)
⑧運動靴(ガラスや瓦礫を踏んでも怪我をしない様に)
⑨貴重品(現金通帳、印鑑等)
⑩筆記用具(ノート、鉛筆、ボールペン)
⑪自動車の燃料(ガソリン)は早め早めに補給しておきましょう。自動車が大丈夫な場合には、クーラーで涼を取ったり、スマホや携帯の充電とかで使うこともできます。
なくても何とかなる物もあります。「災害から命を守り、生き抜く」ことを考えて、まとめました。
でも、問題は置場です。恐らく、持って動けるのか?となります。
家が古い場合には、倒壊の危険もあります。倉庫や物置に置いたり、家の入口近くに置くとか、置場も考えないといけないですね。