私達は、「鮮魚のナビゲーション企業」を目指します。
(ととナビ 商標登録)
背景
第二次大戦後の日本は、先人達の努力により、様々な産業が栄え、豊かな国になりました。しかし、その代償として、①若者の晩婚化、②少子化、③結果としての高齢化、④家庭での時間減少に伴う「調理の簡素化」「食卓の惣菜化」、⑤魚食文化の衰退等々、新たな問題が生れてきました。
家庭での魚食離れも実際に起こり始め、8年程前の家計消費において、肉と魚の消費が逆転しました。
これは、世界とは全く逆の現象です。世界では、ヘルシーな魚が肉を超えて増えています。
「水産物の消費動向調査」(農林水産省)
(http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/
wpaper/h22_h/trend/1/t1_2_1_1.html)
事業の構想
当社は、背景で考えた幾つかの要因に手を打っていきます。日本人は、お魚が嫌いなのではなく、魚料理を作る手間を嫌っているのだと考え、手間の掛からないお魚を提案していきます。
これは、お得意先様に対しても同様です。バックヤードでの鮮魚解体の手間を省ける商品の提案を始め、調理加工の商品の開発・販売まで視野に入れた提案を行っていきます。
(東海テレビ いちばん本舗登場)
商品への想い
当社は、扱う商品に関して、安心・安全を一番に考えます。安心・安全な商品が、消費者の皆様の元に届くことを最初に考えます。
よく鮮度を一番に挙げられる企業が見受けられます。安心・安全がなければ、鮮度は成り立ちません。
つまり、鮮度は最初から安心・安全の中に含まれる概念と、当社では考えています。
加工場の稼働
2018年10月に、名古屋中央卸売市場北部市場に隣接する加工場が完成しました。この加工場を魚錠フーズ株式会社が運営します。北部市場内の店舗では、今まで通り、魚錠水産株式会社が、鮮魚仲卸業を行っています。
その様々な課題を解決すべく、小売店・スーパー様、外食店様、病院・施設様を始め、その先におられる消費者の皆様のご要望に応えられる企業を目指してまいります。
ナビゲーション企業(ととナビ®)となるために
1、いち早い情報の入手と行動
産地の魚情報を荷受企業、産地企業、各種媒体からいち早く入手し、お得意先様が必要とする商品をお値打ちに提供できる企業を目指していきます。
2、毎日の現場での情報入手と食文化の中の魚の知識
毎日、繰り返される仕入・販売活動の中から、鮮魚の生きた情報を入手・活用し、得意先様に提案していきます。
更に、当社では、従業員にお魚検定2級・1級の受験、販売士2級・1級の受験を奨めています。お魚検定では、日本の食文化、季節(24節気)、産地や地域、旬、各地の伝統料理についての知識を学びます。
また、販売士検定では、お得意先様の業界の知識を習得し、商品の提案活動に活かしていきます。
そして、実地での小売店店舗の視察、産地の視察を行い、更なる提案活動に活かしていきます。