皆さん、こんにちは。
今日から帰省ラッシュの開始です。長いところでは、18日までお休みのところもあります。
是非、故郷に帰り、鋭気を養い、無事に自宅に帰られますことを願っております。
仲卸業の当社は、ほぼ、日めくり通りの仕事を行っています。
今日は、丁度、お盆の時期です。「日本人のソウルフード」は、果たして何なんだろうか? これについて書いてみたいと思います。
これもまた、難しい題材を選びました。地域により、家庭により、年代により、また個人により、マチマチな料理が出てきそうです。
おにぎり、味噌汁、寿司、ラーメン、天ぷら、カレーライス、納豆、お好み焼き、タコ焼き、梅干し、牛丼、オムライス、焼き肉、焼き鳥、鍋料理・・・・・。
美味しい料理、人気の料理は、数々あれど、やはり、育った家庭料理、家庭の味なんだろうなと感じます。
料理の鉄人という料理番組が、今から十数年前、人気を博していました。その中で印象に残る一戦が、「陳健一VS小林カツ代」対決でした。
挑戦者は当時、家庭料理番組で人気のあった料理研究家でした。結果は、鉄人が破れました。
鉄人のコメント。「家庭料理が相手だからね。おふくろの味には勝てないよ。」
そうです。有名料理人でも家庭料理には勝てない。
ソウルフード ≒ おふくろの味 という図式が成り立ちそうですね。
地域に数ある、そんなソウルフードの中で、普遍的な・誰にでも共通するものは何か?
1つの答えを見つけました。但し、あくまで仮説。1つでワンセットの様な料理です。
「おにぎり」と「味噌汁」です。
おにぎりとは、母親が子供の遠足や朝ごはんに時間を割けない家族に食べてもらう様に作った料理。
「握る」という行為があります。握り寿司の原型かも知れませんね。具材は、地域や家庭により様々でしょう。
鮭のほぐし身が入っていたり、佃煮が入っていたり、梅干が入っていたり・・・・。
味噌汁も地域により、随分、種類があります。赤味噌、白味噌、合わせ味噌、麹味噌。豆味噌、米味噌、麦味噌・・・・。随分種類がありそうです。
具材は、野菜、貝、海藻、魚、肉・・・。これも種類が多そうです。
しかし、白いご飯を塩味にして握っています。海苔が巻かれることも多いでしょう。具材は千差万別。
次に、「味噌汁」。大抵は、温かい味噌汁という様に、湯気が昇る味噌汁。味噌の種類、具材に違いはあれど、料理の添え物ながら、その単体とご飯だけで、メニューを完成することもできます。
究極のソウルフードは、「おにぎり」と「味噌汁」と結論付けました。
年内にこの究極のソウルフードのレシピを完成しようと考えています。