今日は、もう一つの旬の魚。「子持ち鮎」です。
今、卵を持ち、身は丸々としています。鮎は年魚と言われ、1年で一生を終えます。その一番最後に輝く時期の鮎、これが子持ち鮎です。
鮎と言えば、塩焼き、甘露煮というイメージがありますが、家庭でそうそう何時間も煮込めるかと言えば、中々、難しいとなります。
そこで、煮付け程度の煮る時間での「子持ち鮎」の甘露煮風の煮付けをご紹介します。
醤油、味醂、三温糖、日本酒を使い、約1時間程、じっくりと煮込みます。もう少し煮詰めていくと、甘露煮となりますが、時間の関係で、甘露煮風の煮付けとします。
出来上がりましたら、一晩おいて、翌日食べれば、身に味が浸み、美味しい子持ち鮎が頂けます。
他の料理では、子持ち鮎を焼いた後に、炊き込みご飯風に仕上げる「子持ち鮎ご飯」があります。炊飯器や土鍋を使います。味付けは、薄口醤油、日本酒、味醂、塩を使います。
是非、旬のこの時期、色々な料理にチャレンジしてみて下さい。