お知らせ

皆さん、こんにちは。

東北、北陸地方で記録的な大雨が降っている様です。被害が少ないことを祈っております。

さて、今年は、1回の土用の中で2回目の丑の日が巡って来る当たり年です。

今年は、今日がその当たりの日、二の丑となります。

毎年、二の丑がある訳ではなく、確率的には6割位の発生の様です。

今年は鰻が高いですね。1回目の丑の日に、皆さん、恐らく食べられたことでしょう。

そこで、今回は、食品スーパーで安く買うことができる「味付きの冷凍うなぎ中国産」を何とか、美味しく食べることが出来ないかと考え、昨日、調理してみました。

今回、某スーパーさんのお買い得品「中国産冷凍うなぎ」を使用しました。

付いているタレが見るからに、不味そうです。ネットリとした感じです。片栗粉が混じっているのかも知れません。

<美味しくする調理法>

①鰻に付いたタレを水でよく洗い流す。この部分が不味さの原因だそうです。

②次に、キッチンペーパーで付いた水をよくふき取ります。

③どこの家庭にもあるオーブントースターを使って、表面を焼きます。

(注)水でよくタレを洗い流す段階で気付きますが、意外と身が柔らかくなっています。下にアルミホイールを引くのも一考です。

④焼いている間に、塗るタレ作りです。鍋に味醂を入れ、煮切ります。同時に砂糖も入れます。

熱を下げてから、醤油を入れます。味醂と醤油は1:1の割合。砂糖は出来れば氷砂糖。なければ、白砂糖でも大丈夫です。氷砂糖はすっきり感があります。砂糖の量は自分で味見しながら調整して下さい。

⑤焼きは、表裏2回ずつ焼いて下さい。一度目は素焼きのつもりで。二度目はハケでタレを塗りながら。

(出来上がりの感想)

地焼きのパリパリ感はないですね。しかし、不味いタレが外れて、新しいタレで味がマスクされていました。「あれっ、不味くない。」と感じるはずです。

鰻と胡瓜を合わせ酢等で味付けした「鰻ざく(うざく)」は、美味しく感じました。匂いが残ると嫌なので、三倍酢、胡瓜、胡麻を使いました。(胡麻を使って、味をごまかす感じです)

鰻ざくに入れた鰻自体が、柔らかくなりすぎ、包丁で細切りがしにくく感じました。

鰻丼については、どこで満足するかですね。料理屋で食べる鰻丼は、身はパリッとして、ある程度の弾力と固さは保ちながら、美味しさをアピールしてきます。

冷凍うなぎを使った場合、この食感はなくなりますね。しかし、ある程度、美味しくは食べることはできます。

それと鰻丼特有の香りは、なくなりますね。味はしっかりと残りますが、香りがなくなっています。

最初に工場で焼いた時から時間が経過していることを考えれば、仕方はありません。

これは評価が非常に難しいですね。価格を考えた上での評価は〇、単純に料理だけの評価は△。

鰻ざくは〇、鰻丼は△。これが私の評価です。

もう少し、焼きに時間を掛けた方が良いかも知れません。表面をもう少しカリッとさせた方が良いと感じました。これが出来ると、もう少し味は変化します。

今回は、評価が低い中国の冷凍うなぎを使いました。国産の産地モノを使えば、もう少し評価は上がることと思います。

やはり、手間を惜しまず、魚屋さんで割いた鰻を生で買ってきて、ステンレスの串で串打ちし、七輪に炭火を起こし、タレも自家製タレを作ります。

素焼きをしっかりと行い、その後、鰻にタレを付けながら、焼いて下さい。平日には無理でも、休日だったら、十分できます。

手間を掛けた料理は美味しく感じます。家族全員が少しずつ役割分担して、料理を作ると味は格段に良くなります。

一度、是非、お試しください。

1うなぎ 冷凍鰻料理直し

 

 

 

 

 

 

 

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