謹賀新年
明けましておめでとうございます。今日より令和5年の業務を開始いたしました。本年も宜しくお願い申し上げます。
昨年から引き続く、世界の、日本の、企業の課題が色々ありますね。一つ一つ解決していきましょう。
<世界>
①争いごとは止めよう。戦争は一番、愚の選択肢です。プーチンさん、あなたも武道家なら出処進退を誤るな。目を覚まして欲しい。「武」とは、そもそも争いごとを止める意味を持つ言葉です。争いごとを仕掛けるとは、言語道断です。
②コロナを終結させましょう。ワクチン、飲み薬は揃いました。後は終結に向かうだけです。
③温暖化対策には、自国のみの利益を忘れて、世界各国が真剣に取り組もう。世界で起こる災害の異常さ、大きさに目を向けましょう。
<日本>
①少子化を必死になって食い止めましょう。日本では人口減少が止まりません。増やす努力をしない限り、増えないのは当たり前です。政府が中心となって、都道府県、市区町村に至るまで、真剣に取り組みましょう。
②都道府県レベルで「魅力ある産業」をもう一度見つめ直しましょう。水産業は、その多くが人口が少ない都道府県に産地があります。加えて、高齢化も進んでいます。
地元に多くの若者が戻って来る様な魅力ある産業にしましょう。つまり、仕事は大変だが、収入が多く得られる事業に作り変えていきましょう。そうして頂かないと、我々の売る商品が、年々少なくなってしまいます。
<企業>
①人口減少のせいか、当社では求人に対して求める人物像の方に中々、巡り会えない状況が続きます。今、経理担当と営業担当を募集しています。良い方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください。
②労働集約的な産業の為、もっと真剣に業界を挙げて、DX化(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む必要があります。つまり、ITツールやデジタルテクノロジーを上手く活用して、仕組みで動く事業に作り変えないと、人に負荷ばかり掛かってしまいます。
結果として、DX化は、新しい顧客価値を提供すると共に、企業の成長を促す必須の活動になると考えられます。
③世の中では、リスキリング(学び直し)も言われていますよね。変わっていく世の中に合わせていく為、自分も変わっていかないといけない。その為には、定期的な学び直しが必要となります。
<魚介類を取り巻く環境>
コロナのお陰で、随分と「冷凍食品」に対する認識が変わってきたのを感じます。品質が良くなったこと、簡便さが受けていること、保存ができること等々、魚介類においても受け入れられる様になってきました。
小売業の売場では、冷蔵ケースがいつの間にか、冷凍ケースに変わっているのを見付けられた方も多いんじゃないでしょうか?
コンビニでは、遂にこの名古屋地区でも冷凍刺身を売り始めました。まだまだ、商品改良の余地はあるものの、10年前と比較すると、考えられない進歩です。
冷凍自販機まで売り出されています。某信用金庫さんは、入口の共同スペースに10台の冷凍自販機を設置し、金融機関に立ち寄ったお客様に、地場の冷凍食品を販売していました。
冷凍自販機で「刺身」「ぶり大根」「海鮮丼」「寿司」「サンマの塩焼き」「西京漬け」等々、販売を行う時代が、既にやって来ています。
<その他>
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ。」これは、有名なダーウィンの名言です。
世の中を見渡すと、時代は変化しないといけない時期に差し掛かっているのを感じます。
特に、日本においては変わっていかないと、国が成り立たなくなる危険も孕んでいます。
生産性を高めていかないと、少子化・高齢化を迎えた日本は、国力が年々落ちてしまいます。
GDPに対する国の借金全体の割合は、約270%と先進国中で最高(最低)です。
この様に、逆境ともいえる状況が随分あります。そんな時には、以下の3つを思ってみて下さい。
1.大したことはない。
2.長くは続かない。
3.一つひとつ解決していけば良い。
余りにも大きく考えすぎたり、このままずっと続くと思ってしまうから、気持ちが真っ暗になります。他の大きな出来事から比べたら、大したことはない。
続くと思うから不安になる。世の中に長く続いた試しはありません。
複雑に入り組んでやってきたら、一つひとつ片付ければ良い。一遍にやろうと思うから、途中で挫折する。
皆様方には、今年も光り輝く、毎日が訪れます様に!!