皆さん、こんにちは。
草木に冷たい露が降り始める頃となりました。随分、朝は寒くなりましたね。
秋の長雨が終わると、ぐっと秋が深まります。稲刈りが終わる時期となります。
今年は、三陸沖周辺で戻り鰹(かつお)が豊漁の様です。脂が乗って、今が旬です。
さあ、料理は何が向くんだろうか?
戻り鰹は脂が乗っているので、刺身やタタキでも非常に美味しいです。
今回は、藁焼きカツオを試してみては如何でしょうか?
台所で焼くと、ちょっと危険もありますので、お庭でキャンプ道具を使って焼くのがお奨めです。
炭火やバーナーでもうまく焼けますが、豪快さや藁の香りで生臭さを消せる藁焼きをお試ししては如何でしょうか?
①まず、用意するのは、焚火台、トング、グローブ、焼き串、干藁、藁きり用のハサミ等です。
②鰹を三枚おろしにします。そして、背身と腹身に切り分け、扇型に串を3本打ちます。
③藁を焼き、まずは、皮目の方から焼き、全体を通して、1から2分程、強火で一気に焼きます。
④表面の脂が浮き出てきたら、火を離していきます。表面全体に火が通ったら、焼き上がりです。
⑤余熱で全体に火が回るのを防ぐ為、一旦、冷水(氷水)に浸けます。
⑥これで藁焼きは完了です。後は、串を抜き、叩きとして切っていきます。
⑦薬味は、青ネギ、みょうが、にんにくスライス、大葉、レモン等、お好みに合わせてお使いください。塩だけで食べるのも美味しいです。
この藁焼きカツオは、青魚に特有の生臭さを消す効果があります。
薬味を添えて、お召し上がりください。(くれぐれも、火の元にはお気を付けください)