皆さん、こんにちは。
昨日3日の午前、台湾の東部沖を震源とする大規模な地震が発生しました。
台湾の人達の生命の無事とより多くの方達の救出を祈っております。そして、いち早い復旧を願っております。
本日は、24節気の「清明」です。清浄明潔の略で、全ての物が穢れなく、春の息吹を謳歌する頃です。
今日は、多くの学校で入学式の様です。天気も晴れて、素晴らしい出発の日ですね。
「おめでとうございます。」
自ら描いた夢や希望、自分の進むべき道をまっすぐ進まれ、素晴らしい人生を歩まれてください。
「ゆっくりまわりをよく見ると、嬉しさ一杯、風に揺れ、そこでもここでもピッカピカ。
長い人生にゃ、色々あるが、生きてることって、ただ素晴らしい。」
さて、いつもは「旬の魚」をご紹介していますが、本日は旬からややズレた「真鯖(まさば)」をご紹介します。
そもそもの真鯖の旬は、晩秋~2月頃と言われています。何故、ここで取り上げたくなったのか?
たまたま、ネット上で国産の真鯖よりノルウェー産に人気が出ていることが書かれていました。
何故なんだろう?となります。
次のような状況が起こっているようです。
①日本国内で鯖は、年間数十トン獲れているが、約半分は小型魚ばかりで、食用として流通せず、養殖魚の餌として利用されている。
②各地の名産品にも国産ではなく、ノルウェ―産が増えている。弁当や定食屋チェーン等でも同様である。
③かつては、130万トンの水揚げだったものが、今や30万トンとなっている。
④大型魚が少なく、生鮮食用向けの割合は、わずか13%。その他、48.5%は養殖用・漁業用の餌、22.7%が缶詰となっている。
⑤漁港側でも1匹500gないと、脂乗りも悪くなる為、集荷しづらいという意識が働いている。
⑥北海道沿岸の真鰯(まいわし)の豊漁により、真鯖の魚道が、更に沖の方に向かい、今の漁船では獲りにいけないエリアに移動している。
小型魚が多いとはいえ、日本ではまだ鯖はたくさん獲れています。
「数十万トン獲っても、食べるのはノルウェー産。国産の消費拡大へ、知恵を出し合うべきだ。」
このように、記事は締めくくられていました。
何か良い知恵を出し合って、国産魚の消費拡大を図れると良いですね。