皆さん、こんにちは。
3月5日(水)は24節気の啓蟄となります。冬から春に向かって次第に暖かくなる頃を指します。
「啓蟄」という言葉は、春の季語でもあります。
今日の3月3日(月)は桃の節句です。
飾られる桃の花は、邪気を払う植物として好まれています。他にも季節を感じる植物は、ネコヤナギ、カタバミ等があります。
雛人形を飾るご家庭もあるでしょう。
雛人形をしまうのは、啓蟄までにやってしまった方が良いそうです。ずっと飾っていて、しまうのが遅れると、婚期が遅れるという言い伝えがあるようです。気を付けて下さいね。
啓蟄の季節を感じる食べ物は、蛤、鰆、サヨリ、新玉ねぎでしょうか?
蛤は、対(つい)の殻以外とは絶対に合わないことから、夫婦円満の象徴、夫婦の仲の良さを表す食べ物です。
今日は桃の節句。蛤うしお汁はいかがでしょうか?
<蛤のうしお汁の作り方>
①蛤を砂抜きし、流水でこすり洗いする。
②かつお出汁は使わず、貝と昆布だけで旨味を引き出す。(昆布は水1Lに10~20gが適量と言われます。)2人前で昆布10cm前後。
③昆布の入った鍋に蛤を入れて、強火にかける。沸騰直前に昆布を取り出し、弱火にして灰汁を取る。
④酒大さじ1、塩少々、香りづけの薄口醤油1~2滴、木の芽少々。
蛤の適量は料理により様々ですが、上品な椀物は2~3個位でしょうか。
ご家庭で作る「ひなちらし」「手巻寿司」と一緒に食べてください。