皆さん、こんにちは。
昨日、新たに総理大臣になられました高市早苗総理が、所信表明演説をなされました。
今日の新聞でご覧になられた方、実際にリアルタイムで聴いておられた方、ニュースでお聴きになられた方、色んな方がおられることでしょう。
是非、所信表明で決意なされたことを着実に実行され、もう一度、「輝いていた頃の日本」に戻ることができる様に、素晴らしい「礎」を築いて頂きたいと願っています。
所信表明の主な内容は、以下の通りでした。
1.はじめに
2.経済財政政策の基本方針
3.物価高対策
4.大胆な危機管理投資による力強い経済成長
5.食料安全保障
6.エネルギー安全保障
7.令和の国土強靭化対策
8.健康医療安全保障
9.地方と暮らしを守る
10.外交、安全保障
11.憲法改正・皇室典範改正・昭和100周年
12.むすび
この様に構成されていました。
高市総理と筆者は同世代であり、高度経済成長時代、欧米諸国との貿易摩擦、バブル経済の崩壊を若い頃に経験しました。
その後、数年が経過し、いわゆる「失われた30年」に日本は突入していくことになります。その間、日本は幾多の災害等にも見舞われました。
さて、日本の優位性、つまり強みは何だろうか?
この率直な疑問に手を打ち、答えていこうとしているのが、高市総理です。
何だろう??
次に挙げる「日本の資本」に支えられた「唯一持ちうるパワー=技術力に裏打ちされた経済力」であろうと判断できそうですね。
(日本には自然から得られる鉱物資源等はありません。)
日本の資本とは、①人的資本(教育水準、勤勉さ、協調性)、②社会資本(治安・社会的信頼、インフラ)、③技術資本(改善力・品質管理・現場力)、④文化資本(調和、美意識、誠実さ)、⑤制度資本(医療・保険・法秩序の安定)を指すと考えられそうです。
その為には、将来を見据えた「真の日本自体の成長戦略」が必要となります。
今までの政治の中に、これが存在しなかった為、世界のGDPに占める割合は、3.6%まで落ち、ピーク時の1/5にまで低下しています。
この将来を見据えた「日本自体の長期戦略」がない為に、民間企業が、新たな事業からの撤退や開発の中断等の悔しい失敗事例がたくさんあります。
今や科学技術予算規模も中国、米国との差は拡大し、競争力の差は拡大し続けています。
高市総理は、この本質部分に以前から気づいておられ、手を打とうとされていました。
昨日の演説中も「ヤジ」を飛ばす不心得な議員もいた様でした。
物事の本質部分に取り組もうとする際には、必ず「今が自分にとって都合の良い人」がいて、邪魔をしようとするものです。
恐らく、ヤジを飛ばしていた人は、この手の人でしょう。
是非、日本国を以前の様な「輝きのある」「誰もが未来の夢が描ける」素晴らしい国家にデザインし直して下さい。
女性初の内閣総理大臣のご就任、誠におめでとうございます。
頑張ってください。


