皆さん、こんにちは。
3月5日(木)は、啓蟄です。大地が温まって、冬ごもりから目覚めた虫が、穴を開けて顔を出す頃となりました。
花粉も飛び始めましたね。花粉症の方にはお気の毒な時期となります。
さて、先週の土曜日に、イスラエル・アメリカとイランの紛争が、再び始まりました。
その原因は、①核兵器開発(最終段階)の阻止、②中東における覇権をめぐる争い、③体制の崩壊と民主国家の樹立等、があげられます。
世界地図をご確認いただくと、ホルムズ海峡が非常に重要な位置にあります。日本は中東から国内で使用する原油の90%を輸入しています。
それが、手に入らなくなったら、また、価格が高騰したら、どうなるでしょうか?
今でも物価高に苦しんでいるのに、原油高騰により「更なる物価上昇」が待ち受けています。
泥沼化しないように、早い終結を願っております。
さて、3日は、「桃の節句」でした。
「桃の節句」は、女子の健やかな成長と健康、幸せを願う伝統行事(ひなまつり)です。
桃には、「魔除けの力」があるとされ、ひな人形や桃の花を飾り、ちらし寿司、蛤(はまぐり)のお吸い物、ひなあられ等を食べてお祝いします。
今日は、これから美味しくなってくる「蛤」のご紹介をします。
「蛤」は、貝殻が対になっているものとしか合わない為、良縁や夫婦円満のシンボルとして、結婚式やひな祭りの縁起物として使われます。
それでは、日本国内で有名な蛤の産地をご紹介します。
まずは、「その手は桑名の焼き蛤」で有名な三重県桑名市の赤須賀漁港で採れる「蛤」。
東海道五十三次(歌川広重)の宿場町としても登場します。
大きな特徴は、①木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の河口付近の内湾の汽水域で育ちます。更に、成長に必要な抜群の環境で育つ為、身がぷりっとして、非常に柔らかく、上品な甘みと深い旨味が特徴です。
②品種は日本古来の「大和ハマグリ(本蛤)」であること。
③江戸時代の滑稽本「東海道中膝栗毛」(十返舎一九)にも「桑名に着きたる悦びの余り、名物の焼き蛤に酒酌み交わして・・・」と登場します。
弥次さん、喜多さんが名古屋の熱田から七里の渡しで桑名に到着し、海路の無事を祈って、焼き蛤をさかなに酒を酌み交わす場面が出てきます。
次に、茨城県の鹿島灘や千葉県の九十九里浜で採れる蛤。
全国トップの生産量を誇る外洋性蛤で、チョウセン蛤が中心です。殻が厚く、サイズも大きくしっかりとした食感があります。
最後に、有明海(熊本県)で採れる「蛤」。
桑名と同じように、どちらも日本を代表する「大和ハマグリ(本蛤)」ですが、環境の違いから、育ち方が少し違います。
桑名産は、汽水域で育ち、殻が薄くて身が柔らかいのに対して、有明海産は、日本一の干満差がある干潟で育ち、濃厚な旨味とコクが特徴です。
どこも特徴を持った美味しい「蛤」です。
しかし、これらの国産の蛤は漁獲量が少なく、高価で、中々小売店で見掛けることは少ない様ですね。
ほとんどは、中国・韓国・北朝鮮からの輸入物が多い様です。これらは、「シナ蛤」と言われます。
在来種よりもずんぐりして、丸みを帯び、光沢が少なくザラザラして、殻は厚く、赤褐色や細かい点、ジグザグ模様が多い特徴があります。
味わいは、淡白で安価に供給されています。
<蛤の美味しい料理の例>
1.焼き蛤
2.酒蒸し
3.潮汁
4.しぐれ煮
5.蛤鍋
是非、美味しい蛤料理をご賞味ください。



