皆さん、こんにちは。
最近の水産業を取り巻く明るい話題から、まずご紹介です。
近畿大学等でゲノム編集した養殖鯛が、年末から販売をされることが、先日、新聞に書かれていました。
ゲノム編集の是非はともかく、歩留まりが良く、味の良い鯛が市場に出てくることは、非常に歓迎すべきことです。
次に、暗い話題です。桑名のアサクサノリが絶滅?しました。今年は、海水温の上昇の影響でしょうか、全く獲れませんでした。
竹に海苔養殖用の網を張り、海苔を育てる漁法ですが、この竹には、当たり前の様にフジツボが付着します。そのフジツボの付着もなかったそうです。???
伊勢湾に起こる数々の不漁。イカナゴは今年も全く獲れません。禁漁となっています。また、桑名の白魚。最初に少し獲れて終了。
海水温の上昇の影響か、東南海地震の前触れか。共に、有難くない環境の変化です。
さて、今朝の日経新聞1面に出ていた話題です。
日本のGDPの8割を占める非製造業の生産性を高めようという内容が、大きく出ていました。ローソンが例に上がっていました。
少子化・高令化の進行により、生産年令人口が減り続けている日本で今すぐ取り掛かれるのが、生産性の向上に関する課題です。
但し、「言うは易く、行うは難し」という諺がある様に、各社、各様で、中々、前に進めなかった課題です。事業モデル変革というタイトルが出ていました。
生産性向上に取り組む企業には、その情報化投資に助成金を支給する模様です。相当大きな額の予算が計上されています。
最後に、一昨日の日経新聞に出ていた内容です。2019年度一般会計予算の概要です。遂に、総額100兆円を突破しました。
2018年度の日本国の財政状態等、1月25日、1月28日の新着情報に書かせて頂いているので、詳しくは、その内容もご覧ください。
28日号では、社会保障費をパチリと切り取って解説しました。社会保障費がその際の数字33兆円を上回る34兆円となっています。
となると、更に、国債の発行が増え、公債残高が昨年度は883兆円。恐らくは、900兆円を突破すると思われます。
今年になり、景況判断の指数は、昨年より悪化しています。
「待ったなし」の状態です。
今年は、自治体で首長を決める選挙が、まず行われ、夏には参議院選が行われます。
知事選挙等では、地方を活性化し、国に提言していく政策を持つ候補者を選ばれて下さい。
夏の参議院選では、単に有名なだけで、国の政策に無頓着な方ではなく、参議院から衆議院に提言していく様な、気骨のある方に1票を投じましょう。