皆さん、こんにちは。
24節気で、芒種と言えば、梅雨入り間近を告げる時期を指します。昔は、田植えの時期を言いましたが、今では、田植えはもっと早くなっています。
さあ、この時期にお奨めの魚はと言いますと、産地にも依りますが、身近なところでは、アジ、イワシ。脂の乗ったこの時期、アジのフライは如何でしょうか?
梅雨の終わりから初秋にかけて、産地により時期は変わりますが、スズキも美味しい魚です。
更に、梅雨に入り始めると、穴子やハモが良いんじゃないでしょうか。穴子好きの私は、この時期は「大阪湾の真穴子」、梅雨の終盤は、「岡山の真穴子」かなと思います。
ちなみに、岡山の真穴子はプライド・フィッシュになっています。
どうも、岡山県では、焼き穴子はソウルフードの様です。
ここで、駅弁のお話。お隣の広島県でも穴子料理は有名です。穴子飯の名店が随分あります。一度は、食べて頂きたい魚介類の駅弁に、日本三景の一つ、安芸の宮島の駅弁は有名です。
現地に行かないと、食べられない駅弁の一つです。
その中の「うえの」の穴子めしは、絶品です。この地方の料理は、江戸前の煮穴子でなく、タレを付けながら焼く「焼き穴子」です。
宮島駅前にうえのの店舗があります。大変なのは、ここから。約1~2時間は待ちの行列に参加しないといけません。
このブログを読んで頂いた人に耳より情報です。駅近くにセブンイレブンがあります。ここでしか、うえのの店舗以外で販売する店はありません。確か、朝9時だったか、その前に予約を入れておくと、先着20名様分は確保が可能となります。私はこの手を使いました。
(広島駅近くの福屋デパートでも買えるみたいです。)
さすがに、美味かったですね。
駅弁の巻き紙も年代を感じさせる絵が良いですね。恐らく、このデザインも駅弁の中のベスト・・・に選ばれるのではないかと思われます。
そこでも、入手が出来なかった場合には、うまくほぼ忠実に再現した弁当があります。近い味の弁当です。作っているのは、広島駅弁当だったか、ここでも穴子めしは販売しています。
但し、穴子は韓国産で、地元産ではありません。その為、やや硬いと感じましたが、味付けは、ほぼ再現しています。
最後に、この時期の代表は、鱚(キス)。初夏の爽やかさをそのまま体に表現した清楚な魚です。「海の鮎」とも言われます。