皆さん、こんにちは。
7月も後半に入り、夏本番に入りました。今年は、6月下旬から7月中旬まで雨が多く、稲の成長が心配でしたが、これで日照時間の確保も出来、農作物は一安心です。
7月27日(土)土用丑は、あいにくの雨降りでしたが、翌日は晴天に恵まれ、一日遅れの土用丑のうなぎを食べられた方も多く、意外と予定数完売のお店も多かった様です。
良かったですね。
小売店頭では、暑くなると中々、鮮魚の丸状態では売りずらくなります。刺身が主体の品揃えとなっていますね。惣菜では、お寿司でしょうか。
何故かって? この暑い時期、手間を掛けて、熱を掛けて、食べたくなるか?ということです。食事の準備は簡単に済ませたい・・・というのが主婦の本音ではないでしょうか。
最近では、加熱済みの魚惣菜も増えてきましたね。鮭やサンマの焼き物、カレイや鯵や海老の揚げ物、鯖・鰯の煮物は定番のような気がします。(生は刺身であります。蒸し物はまず並んでないですね)
これだ!!と叫んでしまう様な商品にお目に掛かれないのは残念な限りです。
食べ物は「美味しそうに見える」が最低条件です。
商品の色合い、照明の当て方、包装資材、調味液の味と色合い、POPの付け方、説明文の内容、他の商品とのコーディネート、試験的なマグネット設定、価格設定・・・。
意外と食べ物、特に、魚惣菜の商品には、やることが一杯ありそうです。
8月7日は、暦の上から「立秋」となります。厳しい残暑は続きますが、少しずつ涼しくなる時期で、涼しい秋の気配を感じ始める頃です。しかし、今年も夏本番を迎える気配です。
是非、睡眠中もクーラーを掛けましょう。水分を十分摂りましょう。
この時期の旬の魚は、マゴチでしょうか。コラーゲン豊富で、刺身も旨い。アラを使ったお吸い物も旨い。海底の魚ですので、内臓の臭いは相当なものです。
購入される際は、是非、お店の店員さんに捌いて頂いてください。刺身とお吸い物が良いですよ。
<捌き方>
①ヌメリがあるので、出来れば「軍手」着用。危険な背ビレをハサミで切る。裏返して、尻ビレも。更に、エラブタ周辺のトゲも切る。
②ウロコを落として、水洗い、ヌメリ取り。
③斜めに立てて、胸ビレ、腹ビレに沿って、両側から包丁を入れる。頭を切り落とす。
④裏返して、腹→肛門へ逆さ包丁で内臓を取り出す。
⑤きれいに水洗い。2枚おろし、3枚おろし、用途によりブツ切り。
トゲで怪我をする危険がありますので、是非、店員さんに捌いてもらってください。