お知らせ

皆さん、こんにちは。

このところ、新型肺炎コロナウイルスの感染が中国を始め、日本国内でも拡がっています。いつも以上にマスク、手洗い、うがいを心掛けて下さい。

ドラッグストアでは、大人用マスクが品薄状態です。毎日、使用されている方は、早めにご用意下さい。

英国が今日、EUを離脱します。失速感のある世界経済、どういった影響が出るのでしょうか?

さて、あさっての3日は雑節の「節分」、4日は二十四節気の「立春」となります。

節分は年に4回あります。3日は春の節分となります。冬から春への境い目を意味し、鰯(いわし)の頭を柊に付けて、軒先に飾ったり、恵方巻きを食べたりします。また、豆をまく習慣の地域もあります。

鬼を追い出す魔よけの意味がある様です。

さて、翌日は、「立春」。24節気のスタートです。

様々な決まり事や節目の基準で、まだまだ寒さは厳しいですが、春の始まりです。立春を過ぎてから吹く強い南風が、「春一番」と言われます。

この時期、旬を迎えるのは、野菜では、ふきのとう、たらの芽、菜の花、さやえんどう等があります。

魚介類では、白魚、春告魚と言われる鰊(にしん)、数の子、岩魚があります。

今回は、余り知られていませんが、マナガツオを取り上げてみます。「西に鮭なし、東にマナガツオなし」と言われ、鮭は東日本に多く、西日本にはいない。逆に、マナガツオは西日本で多く獲れ、東日本では獲れない魚です。

イボダイ亜目となっており、イボダイの仲間です。今日、市場の中で見つけました。旬は、冬のこの時期から初夏までの魚です。

料理は、鮮度が良ければ、刺身が一番。皮を活かした焼き霜造りが美味しいです。他には、焼き物、揚げ物、煮付け、汁(魚すき等)のどれを取っても美味しい魚です。

それともう一つ。ミルガイ(ミルクイ、本ミル)です。

愛知県でよく獲れます。主に食べるのは水管部分です。旬は3月~5月。ちょっと早いですが、これからどんどん美味しくなります。内臓部分は、寄生虫や貝毒の心配もありますので、食べない方がベターでしょう。

刺し身、バター焼き、天ぷらがお奨めです。海鮮丼なんかは、堪らないですね。

よく似た貝に、ナミガイ(白ミル)があります。

産地は同じく愛知県が多いです。旬の時期も同じ時期です。しかし、見た目は随分と違う。白ミルは、水管が大きく、ミルガイと比べると、歩留まりが良い長所があります。本ミルと比べると、やや味が落ちます。同じく、刺し身、バター焼き、炒め物、味噌汁となります。

1マナガツオ2

1ミル貝2

SN360774

 

 

 

 

 

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