皆さん、こんにちは。
コロナ感染症がまた、流行り始めています。ワクチンが出回るまでの辛抱です。
もう半年間、手洗い、うがい、マスク、5人以上の会食禁止を守りましょう。
さて、24節気です。
清明とは清浄明潔の略で、全ての物が穢れなく、春の息吹を謳歌する頃を指します。
穀雨とは柔らかな雨に農作物が潤うという意味。農作物の種を蒔くと良く成長する時期を指します。
ホタルイカは先月下旬から美味しくなってきました。赤・黒・白の三種の眼張、浅利も店先に必ず置いてありますね。
穀雨の頃には、桜鯛(まな板に鱗散り敷く桜鯛)、白海老(富山)、桜海老(駿河)となってきます。
桜海老は徐々に漁獲量が増えてきたのでしょうか。静岡県の由比漁港で3月30日~6月4日まで水揚げされます。初日は過去最低という状況だった様ですが、大手チェーン店でもメニューの中に入れる様で、ある程度の水揚げにはなりそうなのでしょう。
市場で見つけたお魚コーナー。今日は玄海サーモンの紹介です。
サーモンは、日本人の好きな寿司ネタです。マグロと並んで、超人気メニューです。
サーモントラウトとは、ニジマスの品種改良版です。輸入物のアトランティックサーモンが脂質25~26%となっているのに対し、玄海サーモンは脂質20%程度と脂質を敢えて抑えています。
サーモンと一言で言っても、サケ属には、種類は大きく7魚種あります。
①サケ(秋鮭、白鮭)、②カラフトマス、③サクラマス、④ベニサケ、⑤ギンザケ、⑥マスノスケ、⑦ニジマスの7種です。
サルモ属には、大きく2種あります。
①ブラウントラウト、②アトランティックサーモンの2種です。
この中で養殖魚の主流は、ギンザケ、ニジマス、アトランティックサーモン(外国)です。
国内の養殖の主流は、ギンザケとニジマスです。
共に、ハイブリッド・サーモンと呼ばれる「人工授精」により、全雌3倍体・全雌4倍体を作り出し、病気に強く、大きく育つ技術が開発され、サーモンの養殖は全国至る所で行われています。
天然魚ではない為、アニサキスも心配はありません。
とにかく、背中から腹までの体高が非常に高いですね。