皆さん、こんにちは。明日は24節気で言う「小雪(しょうせつ)」となります。
「こゆき」ではありません。
さて、先週の土曜日の日経新聞に「鍋物食材 卸値高く」というタイトルで書かれておりました。
白菜48%↑、キャベツ13%↑、ネギ21%↑、椎茸14%↑・・・という様に、卸値が上がっています。肉や魚介類についても値上がりしている様です。
冬場の鍋料理は、体も温まりますし、その後の出汁やスープを使った料理も作れます。
その為、実際には、財布には優しい料理が多いんです。
今日は、真牡蠣(まがき)のご紹介を致します。
11月~4月位までが真牡蠣の旬です。海のミルクとも言われ、亜鉛を多く含み、肝臓の働きを助けると言われます。
体内には多くのグリコーゲンを有し、多くのサプリメントも販売されていることからも、体に良い食べ物であることが分かります。
Rの付かない月には、牡蠣を食べるなと言われます。(真牡蠣)Rの付かない5~9月は産卵期となります。
この5~9月の時期には、岩牡蠣のシーズンとなります。
まずは、お買い求めして頂く際に、生食用なのか、加熱用なのかを確かめて下さい。
これは、鮮度の違いではなく、育った海域の差なんです。沖合よりも河口周辺の方が、栄養分豊富な水が流れています。
しかし、生食にする為には、①水質が基準内で安全だと事前確認されている海域育ちでないと、生食が出来ません。
②紫外線やオゾンで殺菌された海水を循環させ、真牡蠣の体内に濃縮・蓄積されたウイルスを排出させて、産地の加工場ごとに定めた生食用牡蠣の菌規格に基づいて管理されていないといけません。
その為に、河口周辺の真牡蠣は、鮮度抜群であったとしても、加熱しないと食べられない牡蠣なんです。
つまり、まとめますと、①生食用、加熱用は鮮度の差ではない。②生食用は、殺菌水の水槽で決められた基準で菌規格に基づいて管理された牡蠣です。
東海エリアでは、旅行会社が牡蠣食べ放題ツアーが企画されています。いくら食べ放題でも食べ過ぎに注意して楽しんで下さい。