皆さん、こんにちは。
本日は24節気の「小満」となります。陽気が良くなり、草木が成長して茂る。稲などの穀物を蒔く時期となっています。
緊急事態宣言も随分と解除され、今日は、大阪を中心とした関西圏で解除されます。皆さんの努力がようやく実り始めました。
ここで、緊急事態宣言中に身に付けた生活習慣を、一気に緩めることなく、日常生活に戻っていきましょう。
全く以前と同じ状態の生活に戻れば、約1か月で悲惨な感染者が増え続けた状態に戻るそうです。
2週間が潜伏期間とすれば、約2週間、同じ生活に戻ったら・・となります。怖いですね。
さて、小満のこの時期、美味しい魚は何だろう?
ズバリ、「鯵(アジ)」です。鯵にも色々ありまして・・・。
断面が平たいマアジの仲間、丸みを帯びたマルアジの仲間がいます。後者は、マルアジの他、クサヤの原料のムロアジ、クサヤムロがいます。赤身系のアジです。
前者は、肉質が白身系でマアジ、シマアジ、カイワリ等がいます。
ここでは、マアジを取り上げます。マアジは回遊魚です。黒っぽい色をしています。これが黒アジ。
しかし、回遊を止めて、内湾や瀬に居つき、黄アジ、黄金アジと呼ばれるアジもいます。
ブランドアジを少しご紹介します。
黄アジブランド:山口萩の瀬付きアジ、島根浜田のどんちっちアジ、長崎のごんあじ、旬アジ、宮崎延岡の灘アジが有名です。
アジのトップブランド「関アジ」は、黒アジで一本釣りで獲り、一日生け簀で寝かせ、出荷前に活け締めを行い、素晴らしい身肉で出荷されています。
また、鹿児島の出水のマアジは寿司屋さんで有名な種類です。
それでは、アジフライにチャレンジしてみますか?
【アジフライ】
色々とネット上でレシピが公開されています。ポイント以外はそれを見て下さい。
ポイントは・・・。
①小麦粉・米粉・お好み焼き粉(山芋入り)を混ぜて使う。5:3:2か4:4:2位です。
②背開きで鯵を開く。
③サラダ油:胡麻油=8:2で混ぜた油を使用。180℃位で揚げる。
③揚げる時は皮目を上にして、身から油に入れる。
④約30秒でひっくり返し、また、約30秒で出来上がり。両面きつね色。
この時期の脂の乗った美味しいアジは、フライを包丁で切ってみると、切り口から脂がトロリと流れ出します。
是非、お試し下さい。