皆さん、明けましておめでとうございます。本年も御贔屓の程、宜しくお願い申し上げます。
昨年末より原料や調達費用等の高騰により、食品の物価が上がり続けています。頭が痛いですね。
今年、値上になる物をざっと挙げていきます。
元旦からは小麦高騰によりパンが値上されました。他には、コーヒー、ポテトチップス、コーン製品、ハムソーセージ、冷凍食品、魚肉すり身冷凍食品、菜種油、パスタ、ジャム等々。
3月にはマヨネーズが値上げされます。4月にはウイスキーだそうです。
他には、公共料金。電気、ガス、水道も自治体により値上が出てきそうです。高速道路料金もエリアにより値上がりしそうです。医療費、保険も値上がりです。
日本は失われた30年と言われ、この間、日本の実質賃金は4%増程度の上昇しかありませんでした。(同じ期間の比較では、欧米の先進国では30~50%程上昇しています。)
物価の上昇が少なかった為、日本では生活への影響は僅かだったものの、今年は生活に密着した食品が大きく値上げされます。生活者の消費マインドも下がりそうな気配です。
さて、話は変わり、今年は元旦に東アジアの地域的な包括的経済連携(Rcep)が発効されました。10カ国参加で先行して進んでいきます。関税の掛からない自由貿易を加盟国間で行う連携です。GDP、貿易額、人口で世界の約3割を占める巨大な自由貿易圏が出来ました。
明るい未来ですね。日本国も一気に市場でのシェアを拡大したいところです。
次に、新型コロナウイルスの変異種オミクロンについてです。正月から急激に新規感染者が増え始めました。沖縄県、東京都で急激に拡がりを見せ始めています。
重症化の例は少ないとはいえ、アメリカでは昨日1日の感染者数が、過去最多の100万人を超えています。爆発的な感染力を持っている様です。イギリスでも18万人の新規感染者が出ています。
ワクチン接種で先行した国々を見れば、日本の未来の状況も予測ができ、未然に防げます。
昨年の日本の1日の新規感染者数のピークは、8月中旬過ぎの連日25,000人超でした。同じレベルかそれ以上の新規感染者が出ると考え、是非、今一度「マスク、手洗い、うがい」「密な状態を避ける」「会食は4人位まで」を実行しましょう。
最後は、本日1月5日は24節気の「小寒」となります。池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃。「寒の入り」とも言います。アンコウ鍋が美味しい時期でもあります。