お知らせ

1即位正殿の儀

皆さん、こんにちは。

昨日は、我々日本国民にとっておめでたい、天皇陛下が国内外に即位を宣明される「即位礼正殿の儀」が行われました。

おめでとうございます。

お披露目のパレードは、台風の被災地への配慮から、11月10日(日)に変更になっています。

ここで気になるのは、「饗宴の儀」の献立です。平成同様、プリンスホテルのシェフが料理を担当した様です。

次の様な料理内容でした。

1饗宴の儀

おおよそ、平成の饗宴の儀の献立を踏襲した模様です。

【前菜】かすご鯛姿焼き、海老鉄扇、鮑塩蒸し、百合根、鴨錦焼き、黄柚子釜、篠鮟肝、栗、胡瓜

【酢の物】魚介酢漬け(スモークサーモン、帆立貝、鮃、公魚)

【焼き物】牛肉アスパラガス巻き、ブロッコリ、生椎茸、小玉葱、小トマト

【温物】茶椀蒸し、ふかひれ、舞茸、三つ葉

【揚げ物】三色揚げ(蟹、鱚、若鶏)、紅葉麩、くわい、銀杏、松葉蕎麦

【加薬飯】鯛そぼろ、筍、椎茸、干瓢、錦糸卵、紅生姜

【吸い物】伊勢海老葛打ち、松茸、つる菜

【果物】イチゴ、マスクメロン、パパイヤ

【菓子】和菓子

【飲み物】

となっており、食の好み、宗教、菜食主義等にも配慮された献立も用意された様です。

魚食文化が古代より根付いた日本の料理は、魚介中心の献立で出来上がっています。

昨日は、時節がら、「君が代」「大祓詞」を調べてみました。

国歌としての「君が代」には、脈々と流れた「本当の意味」があることを知りました。

小学校で本当の意味を教えて欲しいものですね。

この詩の起源は延喜5年(905年)にまで遡ります。紀貫之が編纂した「古今和歌集」に、既に載っています。詠み人知らずという形で、お祝いの歌の代表作として「君が代」はまとめられております。

また、その後、江戸時代には、庶民の一般の祝いの席でも謡曲として広く普及していた様です。

1,000年以上もの間、人々に愛され続け、歌い継がれた、素晴らしい歌。これが日本国の国歌なんです。しかし、誤解の多い歌でもあります。

「キミ(君)」とは、君主や天皇ではなく、聖職者が口を開けて、何かを説いている姿を現します。尊称を表す言葉です。

日本神話に登場する最初の男女の神「イザナキノミコト」「イザナミノミコト」。イザナキ(いざなう男)、イザナミ(いざなう女)を表します。文字の中に「キ」と「ミ」があります。

いざなうとは、誘い合う。誘い合う男女の物語でもあります。

男女を表す言葉、翁(オキナ)、嫗(オミナ)。ここにも、「キ」「ミ」が入っています。

天地に最初に現れた3柱の神の内、2柱は、タカムスヒ、カミムスヒ。この「ムス」に「コ」「メ」を付ければ、ムスコ(息子)、ムスメ(娘)となります。

お互いの余っている所、足りない所を合体させて、子を産み、人が生まれる。

「キミ」とは、完全に成熟し、成長した喜びの言葉であり、おめでたい相手を敬う言葉となっています。

古代から日本には「生まれ変わり」の思想があります。生まれ変わっても何度でもという意味が加わっています。

さざれ石とは、岩盤プレートのこすり合う、圧力を受ける場所にできた礫岩(れきがん)です。とにかく、固い岩を意味します。いくつかの神宮・大社・神社で見ることができます。

「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで むすまで」

とにかく、世界各国を見ても、非常に短い歌です。しかし、この中に日本人が大切にする思想が入っています。

「完全に成熟し成長した男女は、時代を超えて、永遠に千年万年も、生まれ変わっても尚、互いにしっかりと、団結して、励まし合い、協力して、固い絆と信頼で結び付いていこう。」と解釈されます。

日の丸を背負い、国家を聞きながら、涙を流す選手。気持ちをよく理解できます。

さて、「大祓詞(おおはらえことば)」。難しいですね。覚えようとしても、中々覚えられない。

先程の、「き」と「み」が出てきます。身近にある神道は日本書紀から大きく影響を受けている宗教なのが理解できます。

「高天原に神留り坐す 皇神神漏岐 神漏美の命以って 八百萬神等を神集えに集え賜い・・・」

神道の「大祓詞」、仏教の「般若心経」。身近にある、この2つの教えは覚えておきたいと、この歳になり、感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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